メモリーを増設する時のポイント、増設できる同一メモリー規格が複数あった場合のメモリーの選び方について、わかりやすく説明します。
まず注意することは、デスクトップパソコン用の規格DDR(Double Data Rate) SDRAMメモリー、DDR2 SDRAMメモリー、DDR3メモリーには互換性がない点です。後ろに数字が付くか付かないかの違いなので、慎重に確認してください。メモリータイプが違えば、ソケットに挿すこともできません。
同一タイプなら、転送速度が異なる複数のメモリーが対応している場合があります。現在PCに搭載されているメモリーと同じ規格か、それより速度が速い規格のメモリーを選んでください。同じタイプのメモリーの場合、転送速度が違うメモリーが混在していても、遅いほうの速度で動作します。
DDRとDDR2の主な規格は下表のようになっています。
| メモリー規格 | チップ規格 | 最大転送速度 |
|---|---|---|
| DDR2 SDRAM-DIMM PC8500 | DDR2-1066 | 8.5GB/秒 |
| DDR2 SDRAM-DIMM PC6400 | DDR2-800 | 6.4GB/秒 |
| DDR2 SDRAM-DIMM PC5300 | DDR2-667 | 5.3GB/秒 |
| DDR2 SDRAM-DIMM PC4200 | DDR2-533 | 4.2GB/秒 |
| メモリー規格 | チップ規格 | 最大転送速度 |
|---|---|---|
| DDR SDRAM-DIMM PC4200 | DDR-500 | 4.2GB/秒 |
| DDR SDRAM-DIMM PC3200 | DDR-400 | 3.2GB/秒 |
| DDR SDRAM-DIMM PC2700 | DDR-333 | 2.6GB/秒 |
| DDR SDRAM-DIMM PC2100 | DDR-266 | 2.1GB/秒 |
ノートパソコンのメモリー規格も、デスクトップパソコン用の規格DDR(Double Data Rate) SDRAMメモリー、DDR2 SDRAMメモリー、DDR3メモリーがあり、それぞれ互換性はありません。もちろん、デスクトップパソコン用のメモリーを、ノートパソコンに装着することはできません。
ノートパソコンも同一タイプなら、複数規格のメモリーが対応しています。ノートPCもデスクトップと同様で、同じメモリー規格なら、転送速度が違うメモリーが混在していても、遅いほうの速度で動作します。
S.O.DIMMのほかに、より小型のMicroDIMMという規格もあります。主にミニノートパソコンやスリムデスクトップに搭載されています。B5サイズ以下のノートPCでは特に注意してください。
| メモリー規格 | チップ規格 | 最大転送速度 |
|---|---|---|
| DDR2 SDRAM-S.O.DIMM PC8500 | DDR2-1066 | 8.5GB/秒 |
| DDR2 SDRAM-S.O.DIMM PC6400 | DDR2-800 | 6.4GB/秒 |
| DDR2 SDRAM-S.O.DIMM PC5300 | DDR2-667 | 5.3GB/秒 |
| メモリー規格 | チップ規格 | 最大転送速度 |
|---|---|---|
| DDR SDRAM-S.O.DIMM PC4200 | DDR-500 | 4.2GB/秒 |
| DDR SDRAM-S.O.DIMM PC3200 | DDR-400 | 3.2GB/秒 |
| DDR SDRAM-S.O.DIMM PC2700 | DDR-333 | 2.6GB/秒 |
| DDR SDRAM-S.O.DIMM PC2100 | DDR-266 | 2.1GB/秒 |
まず、対応メモリーをマニュアルやインターネットで調べてください。誤って購入しても返品できないのが普通です。お店で買うときは、PCのメーカーと型番を言って、ネットでは良く規格を調べてから購入してください。