メモリーを増設できるか否かは、機種によっていろいろです。増設できるとしても、その最大増設容量はどのくらいなのか、どのようなタイプのメモリーが増設できるのか、事前に調べておく必要があります。
まず、メモリーの増設が可能かどうか調べます。
メモリーソケット(メモリースロット)に空きがあれば、増設が可能です。ソケットに空きがなければ、増設はできません。現在装着しているメモリーを取り外して交換することになります。
メモリーが非常に安くなったので、増設できないPCならば、メモリーを交換しても損はないと思います。
ソケットが2つあるパソコンでは、通常購入時には、ソケット1だけにメモリーが装着されているので、空いているソケット2に増設が可能なはずです。
それから、機種ごとに搭載可能な最大容量があります。ソケットが2つあり、搭載可能上限メモリーが4GBのパソコンでは、購入時にソケット1に標準で1GB実装されていれば、表のような増設が可能です。増設3の例では、購入時のスロット1のメモリー1GBを取り外すして、2GBと交換することになります。
| 増設の例 | ソケット1 | ソケット2 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 購入時 | 1GB | 空き | 上限 4GBのパソコン |
| 増設例1 | 1GB | 1GB | ソケット2に1GB増設 |
| 増設例2 | 1GB | 2GB | ソケット2に2GB増設 |
| 増設例3 | 2GB | 2GB | ソケット1は2GBに交換 ソケット2に2GB増設 |
空きスロットがいくつあるかは、製品マニュアルやインターネットで調べてください。
【注意】 増設が2枚単位しかできないパソコンもあります。増設する場合には、ソケットの空きが2つ必要です。
ハードウエアの搭載可能な上限値以上に増設できる機種もあります。メモリー販社の中には動作確認して、動作を保証している商品もあります。増設が可能な場合には、マニュアルやインターネットで装着可能なメモリーの品番を調べて、上限値以内になるように購入してください。
ソケットの空きが多ければ、それだけ多くのメモリーが実装できますが、OSの上限値以上に搭載しても、使われることはなく無駄になるだけです。たとえば、32bit版のWindows XP やWindows 7 では4GBが上限になります。
そしてどのような規格のメモリーが増設できるかを調べます。PCの機種によって規格が異なります。
最近のPCはDDR3メモリー、少し古い機種ではDD2メモリーと、メモリーにも規格があり、互換性はありません。たとえば、DD2メモリー用のスロットには、DDR3メモリーは装着できません。その逆のケースでも同様に装着できません。
同一規格でも、増設できるメモリーの種類が複数あった場合は、次のメモリーの選び方のページを参考にしてください。
【参考】
■「メモリーをパソコンの機種から選ぶ」(BUFFALO)のページからメーカー機種別に検索できます。特にここの製品を推奨しているわけではありません。
■「対応メモリー検索」(I-O DATA)では、メーカー上限値を超えた容量の増設を明示している製品もあります。上限値以上に増設する場合は、必ず自己責任で行ってください。